「中楽坊」は、老人ホームではありません。

●入居資格、生活様式、広さ、権利関係などの違い

シニア向け分譲マンション 老人ホーム
高額終身利用権型

(住宅型・介護付き)

有料老人ホーム
サービス付き
高齢者向け住宅

(戸建て・マンション)

自宅
入居資格 健常高齢者 × ×
要介護認定
高齢者
生活の自由 × ×
生活支援・緊急時対応 ×
居室の広さ ワンルーム~2LDK

(一般的な居室)

ワンルーム~2LDK

(一般的な居室)

18㎡

(キッチン・風呂無し)

18㎡

(キッチン・風呂無し)

一般的な居室
共同食堂・共同浴室 ×
権利方式 所有権 終身利用権 終身利用権 貸借方式 所有権
資産価値 × × ×

この表は一般的な運営を基準に作成しています。サービス付高齢者分譲住宅については共同食堂の設置や介護・生活支援スタッフの常駐は義務付けておりませんが、一般的には住宅型老人ホームと同様な方式で運営されています。


●考え方やビジネスモデルの違い

老人ホームなどの高齢者施設への入所は、多くの場合、ご家族の意思によって決定します。こうした施設は、入所者本人というより、世話を焼けなくなったご家族のための場所と言えるでしょう。
そのため、施設としてはケガや事故など運営責任を問われるような事態は避けなければなりません。したがって、入所者に自由に行動されては困るので、管理しやすい集団行動を求めざるを得ないのです。外出に「届け出」が必要なのも、食事のメニューや時間などのルールが細かく定められているのもそのためです。

次に、老人ホームは、「入所者の要介護度が上がるほど、収益性が向上する」というビジネスモデルです。「できるだけ長く健康状態を維持したい」という入所者の想いとは、真逆である点にも注意が必要です。

さらに、老人ホームなどの施設は「利用権」ですから、所有者の経営状態が悪化した場合などに、退所を余儀なくされる(行き場を失う)可能性も頭に入れておくべきでしょう。

   

これに対してシニア向け分譲マンションは、ご本人が自らの意思で、高齢期を安心して楽しむために入居される「自宅」です。また、自らの「自宅」ですから当然、自分の意思のままに自由に行動できます。    
施設とは違って自分が所有する自宅ですから、人生の最期まで暮らすことができます。そして、サービスを提供する側も入居者の健康長寿を願って、一緒に、今までと変わらぬ暮らしをしていただけるようサポートしていけます。


●感染症(インフルエンザやコロナなど)に対する強さ

多くの施設で、新型コロナウィルスの集団感染が起こりました。また、毎年流行するインフルエンザでも施設内で感染が広がるケースがよくあります。その理由は以下の通りです。

  • 施設では、サービス提供において「濃厚接触」が避けられないこと。 職員が行う、「抱き起し」「排泄介助」「オムツ替え」「投薬」「部屋の清掃」「食事の介助」「入浴介助」といった行為は、密接状態にならないとできない。
  • 施設では、共用の設備・用具などが多いこと。 トイレや風呂の共用。タオルやシーツなどのリネン類、食器や箸なども共用となる。自宅に比べ、他者が触れたものに接触する機会が多くなるから、感染の可能性も高くなる。
  • 施設の入所者の免疫力・抵抗力が低いこと。 要介護認定を受けており、体力が弱っていたり、基礎疾患があったりする方が多い。したがって、健康な人なら感染・発症しない場合でも、感染して重症化してしまう可能性がある。
  • これに対して、シニア向け分譲マンションは、①濃厚接触を避けられる、②風呂・トイレ・リネン類・食器などは、自分のものを使用する、③要介護者よりも免疫力・抵抗力が強い 、ので、老人介護施設とはかなり異なります。中楽坊では、新型コロナウィルスに感染した人は一人もいませんでしたが、このような施設との基本的な差異も影響したと考えられます。