「中楽坊」スタイル

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中楽坊の現場から

2020年05月02日

読売新聞(5月2日朝刊)で、コロナ禍によって外出自粛をされる高齢者の方々に、メッセージをいたしました。

陣中 お見舞い申し上げます。

先般は高齢者向け分譲マンション『マスターズマンション 中楽坊』へご関心をお寄せいただき、有難うございました。
現在、高齢者住宅についてご説明をすべき私たちも、新型コロナウイルス蔓延の防止を目指して政府の指導に従いモデルルームを閉鎖いたしております。
貴方様も、ご不安や危機感をお持ちのままご在宅での感染防止に努めておられる事とご察し申し上げますが、新型コロナウイルスの感染防止は、諸外国のトップリーダーたちの言葉にもありますように、まさに『戦争』状態の様相を呈しております。
思えばその昔、諸国の間に合戦が起こるとまず《陣》を張ったといいます。
合戦の為の陣地を築き、兵営を整えたのでしょう。そしてそこには、多くの味方する諸国からの水や食料という《陣中見舞い》が届けられたといいます。
本日お便り致しましたのは、まさに《孤独な戦い》の中に居られる貴方様への《陣中見舞い》の意を込めて書いております。

しかし書き始めてはみたものの、生来の悪筆のため何度書き直しても筆が進まず、意を決して新聞紙面をおかりして得意の活字によるお手紙にした次第です。
 AI(人工知能)に代表されるように、科学が最先端にまで達しようとする現代において、目に見えない小さなウイルスに世界中が為す術を持たず、恐れおののいている姿に驚いております。《自然》と戦うことの愚かさについては先人の教えにはありましたが、改めて知る機会となりました。
古来人生における荒波に対しては、《逃げ込め港へ》と教えていますが、安全であり支援の期待できる場所を求めることは、こうした事態では非常に大きな安らぎになるのではないでしょうか。
とかく日本人は我慢と節制を美徳にする余り、悲しい時、淋しい時には『泣きながら歩く 一人ぽっちの夜』(上を向いて歩こう)と口ずさんで過ごしてきましたが、相談できる人がそばにいる、自分の不自由な身体を支えてくれる人がいるという環境に身を移すこと、これは一つの大きな回答にもなるのではないでしょうか。
 現在モデルルームは閉鎖いたしておりますが、《テレワーク》という勤務形態で多くの方々からのお問合せにお応え致しております。
新型コロナウイルスの終焉はまだいつの頃になるかわかりません。どうぞお気軽にお電話いただければ幸いです。
                                                 敬白
  令和2年5月

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