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老いを学ぶ
2013年11月11日
老いの工学研究所提供
老人抑制の神話【高齢期に関わる用語集】
老いの工学研究所
「老人抑制の神話」は、ペンシルバニア大学のエヴァンス博士らが発表した論文の中にある言葉。「要介護高齢者は転びやすく、転ぶと大ケガを負う可能性があるのだから、その動きを拘束すべきだ」という、一般的な思い込みに対して反証を行った。
それによると、拘束によってケガが減るという科学的根拠はまったくなく、逆に、拘束によって発生するケガがあるほか、精神的苦痛を与えるなどデメリットの方が大きいという。
日本の介護施設の多くでは、事故防止を目的として拘束帯やひもなどを使って身体的に拘束することが常態化しており、国際的に問題のある、遅れた状態であると指摘する専門家も多い。
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