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老いを学ぶ

2019年07月29日

老いの工学研究所提供

老人六歌仙【高齢期に関わる用語集】

老人六歌仙は、江戸時代、禅僧の仙厓が平安期の代表的歌人たちである「六歌仙」にならって、老人たちの日頃の様子や特徴を詠んだ歌。
 しわがよる ほくろができる 腰曲がる 頭は禿げる髪白くなる
 手はふるう 足はよろめく歯はぬける 耳は聞こえず目はうとくなる
 身にそうは 頭巾襟巻き 杖めがね タンボ温石 手便孫の手
 くどくなる 気短になる愚痴になる でしゃばりたがる世話焼きたがる
 聞きたがる 死にともながる淋しがる 心がひがむ欲ふかくなる
 またしても おなじ話に孫ほめる 達者自慢に人はいやがる

その意図は、老いをいとわず、また諦めたりせずに肯定的にとらえ、このようになることを受け入れ、気を付けながら、人生をなお謳歌しようという老いゆく人々へのメッセージである。
この歌が描かれている、仙厓の絵が「老人六歌仙画賛」として出光美術館に所蔵されている。


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