「中楽坊」スタイル

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中楽坊の現場から

2024年12月04日

温泉

今までの家の風呂は狭くってね。だからカラスの行水。でも、中楽坊は大浴場があってくつろげるねー。入浴中には自然と会話が生まれ、お風呂友だちができて楽しくってね。まさに銭湯って感じ。今どきの銭湯は、風呂に入りにいくだけなのかもしれないけど、昔の銭湯はそれだけじゃなくって、社交場であり、情報交換するところでもあって、近所に仲間がいるということを実感できるんだよね。中楽坊の大浴場はそんな感じ。

私は1日に2回行きますよ。朝と夕方と。まだ誰もいない一番風呂も最高だし、何人かと一緒に入って世間話をするのもいい。朝も夕方も大浴場にのれんがかかってオープンする前から、並んでいる人もいますね。

朝も夕方も、風呂に入ってからご飯を食べます。なぜだろうね、これが美味い。大浴場で体が温まるだけではなくって、食欲も出てくる感じがしますね。まるで旅館みたいでしょ。旅館に泊まったら、朝と夕方に風呂に行くでしょ。で、風呂から上がったら「さあ食うぞ」ってなる。中楽坊で暮らすと、それが毎日。大浴場は、中楽坊の醍醐味だと思ってますよ。

家の風呂ですか? 物置きになってます。だって、大浴場があったら家の風呂には入らないでしょ。他の入居者もそうみたいよ。ということは、大浴場があると、収納が増えるってことでもあるね。それも結構大きな物置きが(笑)。大浴場があるから、なくなるものもあるね。それは、風呂を沸かしたり、風呂掃除といった手間がなくなる。つまり収納ができて、風呂掃除がなくなるのが、大浴場というわけ。

ひとつ、注意しないといけないのは、長風呂や長話。風呂につかってしゃべり過ぎたりすると、のぼせるかもしれないし。脱衣場で盛り上がったりすることもあるけど、やっぱりみんないい歳だから気を付けないと。まあ、ライフアテンダントの方が、1時間に1度は見に来てくれるから、その点は安心ではあるけどね。


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