
「中楽坊」スタイル
心身ともに豊かなシニアライフを
送るための Webマガジン
老いを学ぶ
2019年01月20日
老いの工学研究所提供
エリクソンの発達段階【高齢期に関わる用語集】
老いの工学研究所

エリクソンは、ドイツ出身の発達心理学者。エリクソンが提唱した発達段階は「心理社会的発達理論」と呼ばれる。
この理論において、エリクソンは、人間は年齢によらず、人生のどの時期においても発達し、各段階においてクリアすべき課題とその障害が存在するとし、その課題をクリアしたときに得られるものを提示した。
この理論では、人生は「乳児期」「幼児前期」「幼児後期」「学童期」「青年期」「成人期」「壮年期」「老年期」8段階に分けられ、最終段階となる老年期(65歳~)は、「自己統合 vs 絶望」という構図で語られる。
自己統合は、これまでの人生の様々な経験が結び付き、良い人生であったと思える、あるいはこれからの高齢期に希望を見出せる状態を表す。絶望はその逆で、人生の過去を否定的に捉え、これからの高齢期に対する希望もない状態である。
エリクソンは、「アイデンティティ」の概念を提唱したことでも知られる。
参考:ハービガストの発達課題は、こちら。
アクセスの多い記事
-
老いの工学研究所提供
老いを学ぶ
2023年01月27日
高齢者が元気と健康を維持するための、たった一つの大切なこと。
-
老いの工学研究所提供
老いを学ぶ
2022年09月27日
超高齢社会にふさわしい「新しい敬老」考。
-
老いの工学研究所提供
老いを学ぶ
2021年07月07日
高齢者を子ども扱いする日本人の“優しさ”という問題。~期待が健康寿命を延ばす
老いの工学研究所
注目のキーワード