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老いを学ぶ

2017年10月17日

老いの工学研究所提供

高齢者からのお便り:その2

老いの工学研究所

老いの工学研究所の『第13回定期アンケート<2017年7月>』の、メッセージ欄に書かれていた言葉を集めました。

  • いろいろな資料を夫婦で読み、将来どうするかを話し合っていますが、途中で話が終わり、結論の持越しばかりです・・・。(74歳)
  • 10年以上になる高レベルの合唱団にもうついていけないかと思った時、次は全く苦手な、やったこともないシニア演劇大学に入りました。30代の役を演じました。素晴らしい経験でした。合唱も続けています。(69歳・女性)
  • 老いてすることがなくなり、社会に対しても何ら役に立てず過ごす生活は無用です。老人は長生きすべきでないと考えますが、また、今の時代は死ぬことも難しいです。(83歳・女性)
  • 「健康で長生き」を実践目標として、食生活と自らの体の状況に応じた運動を続けている。誰でもできる運動はまず歩くこと、次にその歩き方が大切と思っている。(81歳・男性)
  • 安楽死に関心がある。そんな方面の話が聞きたい。(65歳・女性)
  • 自分の死ぬ権利を、認めてほしいと思っています。(73歳・女性)
  • 体の具合により、早く死んだほうが楽と思ったり、調子のいい時は、もう少し生きるのもいいかもと考えたりします。(78歳・女性)
  • 高齢者の医療費は、負担割合を5割以上にしたほうがいいと思う。なんでも薬で良くなってると思ってることを、間違いと早く気付いてほしい。(65歳・女性)
  • 「病気」と「老い」の区別がついていない人が、多い。(69歳・女性)
  • 人に好かれる老人になる努力が大事。自分の活力を生かし、こもっていてはダメ。(86歳・女性)
  • 現在、地域のボランティアをしております。夏祭りや餅つき大会、防災訓練、一人暮らしの給食会等、まだ何とか人のお役に立てる立場にあることを感謝しております。一番の悩みは健康です。(72歳・女性)
  • 老後は例えるなら「夕日」、沈みゆく夕日です。明るく真っ赤に燃えて輝きながら沈んでいきたく思います。(73歳・女性)
  • 最後は老人ホームではなく、たとえワンルームでもいい、自分の家で自分らしく最後は迎えたいです。(78歳・女性)
  • 若い世代の暮らしやすい社会。子育てに夢の持てる社会。それでいて、収入を自分のために使える世の中は平和だと思う。老人に薄く、若い人に厚く!!(74歳・女性)
  • 活力ある生活は各個人により多種多様で、己の努力次第で良くもなり悪くもなる。常に感謝の気持ちで、青い心で、老いを愉しむよう努力が必要です。(87歳・男性)
  • 高齢の一人暮らしの人々の行く場所がいる。幸せになれるところ、「しぜんカフェ」とか近くにあればと願っている。人と話すところ、聞くのもいい。かかわるところ。(69歳・女性)
  • 尊厳を希望。延命処置拒否文書を書いて、早々と終活を始めました。延命治療に無駄な税金を使いすぎている。(80歳・男性)
  • 自立して暮らしているつもりでも息子・娘は結構、心配らしい。最近は、夫(87才)の依存度がますます高くなり閉口します。子供に頼ることなく、自立しつづけるのをライフワークとして目指します。(78歳・女性)
  • 健康で、コロリと死ねたら最高と思っています。医者と薬は嫌いですから、何とか自力で頑張っています。(75歳・女性)
  • 税金の多くを、老人医療及び生活保護に使っている。不必要な治療(延命処置等)より、若い世代のために税金を使った方が日本の将来のためになる。医者、医薬品メーカー等が、税の恩恵を受けすぎていると思う。(77歳・女性)
  • 私は、長く生きたいのではなく、死ぬまで健康を望み、そして灯火が消えるが如くに逝きたい。(80歳・女性)
  • 高齢者でも、喜んで治療を受けている人が多数いるとは思わない。働いている若い人々に、負担をかけて申し訳ないと思っている人の方が多いと思います。(78歳・男性)

●高齢者からのお便り:その1

●高齢者からのお便り:その3

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